新規事業を立ち上げる際、事業周りの準備だけでなく、新たにパンフレットや営業資料、名刺などを作る必要があります。
ただでさえ忙しい立ち上げ時に、自前でこれらを準備したり個別に業者に依頼するのは大変ですよね。
しかし、これらの営業ツールの作成をまるっと代行サービスに任せることで、事業立ち上げ業務に専念することができます。
この記事では、営業ツールの基礎情報、作り方、アウトソーシングについて紹介します。読後には、事業立ち上げ時に必要な営業ツールをスムーズに作れるようになります!
営業ツールとは
この章では、そもそも営業ツールとは?という疑問を解消します。
営業ツールとは
営業ツールとは、顧客に自社を紹介するために営業現場で使用するアイテムです。
会社によって使用する営業ツールは異なりますが、自社をより良く知ってもらうための重要な道具の一つです。例えば、
- 商談で自社について紹介する会社案内
- 商品やサービスを説明するためのパンフレット
- 商談後や契約後に送付するお礼状
など、会社を売り込むことはもちろんのこと、顧客との円滑なコミュニケーションを図り、受注につなげるため質の高い営業ツールは不可欠です。
時には、事前に顧客が欲しいと思っている情報に沿って営業ツールを作成することも必要です。
リモート営業で営業ツールも変化
コロナ禍以降、リモートワークが推進されオンライン営業の機会が増加し、営業ツールの種類も変化しています。
オンライン営業活動は、交通費や移動時間の削減ができ、業務効率化や会社の経費削減に繋がっています。
一方、対面で会話ができないことでコミュニケーションの難しさも課題となっています。
例えば、顧客がちょっとした質問を気軽にできなかったり、その場で補足したい事項などが抜けてしまうなどです。
従来の紙ベースの資料も重要ですが、今後さらにリモートで伝わりやすい映像やプレゼンテーション資料、3Dのような技術を用いて会社を知ってもらうことが必要になります。
営業ツールの種類
営業ツールは主に以下の通りです。ここでは、それぞれの営業ツールについて詳細を紹介します。
会社案内
会社案内は、自社を知ってもらうためのツールです。
- 会社規模
- 従業員数
- 設立年月日
- 資本金
- 住所
など、会社を信頼してもらうための基礎情報を掲載します。
会社案内はカラー印刷やデザイン制作などでコストがかかります。ここで安っぽいものを作ってしまうと、製品にもコストをかけていないのでは?など、悪い印象を与え会社の信頼を損ねる可能性があります。
また、会社情報や商品・サービスに変更があった際は、顧客との情報齟齬を無くすため、なるべく早めに情報更新しましょう。
ある程度ツールに予算をかけることで会社のブランドを保ち、営業機会の損失を防ぎましょう。
名刺
名刺はアナログなツールだと思われがちですが、近年では二次元コードを盛り込むことも可能です。
リンク先に個人写真やプロフィール、会社のホームページやプロジェクト内容を掲載しておくと話のネタになります。
紙質やデザイン、納期やロットは名刺業者によってさまざまです。こだわりがある場合には、複数の業者から見積もりやデザインをもらうとよいでしょう。
会社紹介動画
特にリモートによる商談で効果が出るのが会社紹介動画です。
映像で記憶に残りやすく、口頭や文字よりも会社のイメージが伝えやすいのが特徴です。
しかし、動画制作はスキルやノウハウがないと自前で作るのは大変です。
多少コストがかかっても、アウトソーシングすることで質の良い動画を制作するのがおすすめです。
企画書・提案書
企画書・提案書は、商談相手の課題やニーズをヒアリングで聞き出して作成し、後日相手に渡すものです。
あまりにも情報を詰め込み過ぎると、顧客が読むのを面倒と思ってしまったり、必要な情報を読み落としてしまったりする可能性があります。
内容は、営業担当者の説明なしでもわかりやすく、一貫性があることが重要です。
営業資料
営業資料は、言葉だけでは説明しにくいサービスや商品を視覚的な情報で伝えることができます。
顧客の判断材料となるデータをわかりやすくまとめ、顧客に対してどのようなベネフィットがあるか記載することが大切です。
最近では、PCやタブレットで見られるようデジタルで作成することもあります。場所を問わず見ることができ、忙しい顧客にも渡しやすいのが特徴です。
お礼状
営業や商談後に送るお礼状(サンキューレター)も顧客との信頼関係を深めるのに効果的です。
お礼状の形態はさまざまで、近年ではLINEやメールなどで送付する営業スタッフも多いようですが、商談状況や商談規模に応じて書面で送るとより顧客と円滑な関係を築けます。
その他事業立ち上げ時に必要な営業ツール
上記で紹介したツール以外にも、自社の商品やサービスによって以下のような商品に特化したツールも必要です。
- 商品カタログ
- 商品サンプル
商品の形状や大きさによっては、実際にその商品がある場所まで来てもらうことも必要です。
事業立ち上げ時に、既にこれらのサンプルやカタログが用意できていると営業活動がスムーズに始められます。
営業ツールを使うメリット
営業ツールはなぜ必要?という疑問をこの章で解説していきます。
営業ツールが担当者のスキルを補足
営業ツールは図表やグラフ、動画など視覚で訴えるため、口頭で説明するよりも顧客に理解を深めてもらえます。
また、営業に必要な情報が揃っていることで、知識や経験が浅い社員でも使いやすいのがポイントです。
情報や伝える内容がある程度テンプレート化され、事前にする準備が減るのもメリットの一つです。
営業ツールが担当者の不在時にも活躍
商談時に決裁権を持つ相手が同席するとは限りません。
商談した相手が上司に商談内容を説明する際、わかりやすい企画書、提案書や商品パンフレットなどがあることが大切です。
紙ベースのものでもよいですが、データ送付することで顧客側の会社で展開もしやすく、早めに目を通してもらえる可能性があります。
営業ツールの作り方のポイント
営業ツールを作成する際、どんなことに気を付けるべきか紹介します。
見やすさ・わかりやすさを意識する
まず見やすく、わかりやすいことが大切です。
商談相手が自社の商品やサービスのことを一切知らない、ということもありえます。
専門用語を使用せず、初めてその商品を知る人にもわかるような内容で作りましょう。
ツールができたら、自社商品に詳しくない人に見てもらい、内容をブラッシュアップするのも効果的です。
一貫性を持たせる
会社紹介や企画書・提案書を作る際は、テーマや目的を明確に決め、内容に一貫性を持たせることが大切です。
例えば、余計な情報を入れることで、ツールの内容がまとまらず信頼度の低い資料になる可能性があります。
営業ツールを最大限効果的に使用するため、まずテーマや目的を明確にしてから作成しましょう。
顧客の目線を意識する
企画書・提案書は、顧客の課題やニーズが反映されていることが重要です。
営業ツールは「顧客の課題を解決する」ためのツールでもあります。一方的に自社商品やサービスを説明する内容になっていないか確認しましょう。
相手によって内容をカスタマイズすることで、具体的な導入後の効果などが明確になり成約率アップにも繋がります。
また、記載するデータは常に最新のものにアップデートして誤った情報を渡さないよう注意しましょう。
営業ツールの作り方で注意したいこと
営業ツールは営業道具です。作成することが目的にならないように注意しましょう。
しかし、事業立ち上げ時にこれらのすべてを短期間で揃えるのは大変です。外部のプロにアウトソーシングすることで、自社での負担も減りクオリティの高いものが作成できます。
また、まとめて一社に依頼するとブランディングの統一感を担保できるという利点もあります。
営業ツール作成ならオーダー!
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営業ツールもデザイン制作からCG合成、3DCGなどを活用した撮影まで、まるっと対応が可能です!
対面での営業に必要な営業ツールはもちろんのこと、リモートワークによるプレゼンテーションでも伝わりやすい映像制作をいたします。
また、オーダー!では営業ツール制作以外にも、EC運営サービスや物流サービスもセットで外注ができます。
- チラシ制作
- 映像制作
- 提案資料のデザイン化
- WEBサイト・キャンペーン レポート作成
- データ化代行
オーダー!の営業ツール作成事例
オーダー!では、お客様のご要望をヒアリングしたうえで細やかに対応しています。
ここでは、今までオーダー!に発注のあった営業ツール作成事例を紹介します。
まとめ
今回は営業ツールについて紹介しました。
コロナ禍以降、営業スタイルも対面だけでなくリモートで行う機会も増えました。対面でなくても、しっかり自社の商品・サービスが伝わるツールが必要になってきています。
オーダー!では、営業ツール制作はもちろん、事務代行業務やウェブサイトの構築など新規事業立ち上げに関わる業務を幅広く支援しています。
「どんなツールが必要かわからない」「どこまで頼めるの?」という場合もご安心を。お話をうかがいますので、お気軽にご相談ください。