- 化粧品の検品作業は製品の種類や対応項目が多くて大変
- 人手不足に悩んでおり、化粧品の検品作業の人員が確保できない
化粧品を製造・販売している中小事業者や化粧品EC事業者の皆様は今、こんなお悩みを抱えていませんか?
検品作業はどんな製品にとっても重要な作業ですが、化粧品は製品数の多さや化粧品独自の検品項目があることなどから、他の物流事業やEC事業とは異なる複雑さがあります。そのため、高品質な検品作業を維持することは難しいものです。
この記事では化粧品の検品作業とは何か、どんな課題や注意点があるのか、その解決方法と、方法の一つとしてアウトソーシングを紹介します。
この記事を読めば、化粧品検品作業に関する基礎的な知識や、アウトソーシングする際のメリットなどが分かります。
なお、化粧品物流の課題全般に関しては、以下の記事をご参考にしてください。
化粧品の検品作業とは

検品とは、工場や倉庫内において製品が規格などの基準を満たしているか、出荷できる状態にあるかどうかを確認し、出荷できるものとそうでないものを仕分ける作業を指します。
化粧品の検品作業では、以下のことを確認します。
・数量は合っているか
・容器の傷やへこみ、ラベルの誤りはないか
検品作業は製造業や小売業にとって欠かせないものであり、化粧品も例外ではありません。検品作業により製品の品質を保つことは、顧客満足度の向上にもつながります。
なぜ化粧品の検品が重要なのか
化粧品の検品作業が重要な理由はいくつか考えられますが、最大の理由はリスクを回避するためです。
もし不良品を出荷してしまうと、購入した顧客からのクレームや返品が発生します。企業にとってはこれらに対応する時間やコストがかかるだけでなく、企業や製品の評価が下がってしまうこともまれではありません。
特に化粧品は肌に直接触れるものであること、使用期限が設けられていることなどから、不良品が顧客の手に渡ってしまうと健康被害を招くおそれも。そのため、化粧品の製造・販売において検品作業は非常に重要です。
また、検品作業を行うことは、適切な数量の製品を正しく流通させることにも関係します。したがって、前後の作業や在庫管理など、他の作業においてもよい影響をおよぼします。ひいては、会社の運営そのものをスムーズに行うことにもつながるのです。
化粧品の検品作業手順

ここからは、化粧品の検品作業の手順を解説します。化粧品の検品作業は、入荷検品と出荷検品に分かれます。
入荷検品
入荷検品は、主に倉庫に製品が到着した際に行う作業です。品番・数量が正しいものか、また外装が破損していたりラベルがはがれていないかなどを納品書と照らし合わせて確認します。
問題があれば必要に応じて商品を開封し、詳細な検査や返品処理を行います。
出荷検品
出荷検品はピッキングして梱包する前に発生する作業です。ピッキングした製品の品番・数量が発注書の内容と一致しているか、破損がないかなどを確認します。
またこの際、ピッキング作業自体にミスがある可能性や保管中に製品が損傷している、汚れが付着している可能性なども考慮した作業が必要です。
これは製品の破損などを発見したとき、それがどこで発生しているかを特定し、対応する必要が生じるためです。
化粧品・検品作業の問題、注意点

このように、化粧品の検品作業は化粧品製造・販売の工程の中で非常に重要な役割を担っています。それでは、この作業にはどんな問題があり、どんな点に注意すべきなのでしょうか。
チェック項目が多い
化粧品の中には直射日光や湿気の多い環境で変質してしまう製品もあることから、液漏れや温度耐性を確認する必要があります。
また、キャップやフタがちゃんと閉まるか、直射日光が当たらない容器や構造になっているか、ラベルやロゴがはっきりと見えるかなど、多岐にわたる項目を確認しなければなりません。
化粧品自体も液体・クリームなど多様な形態があり、商品が入っているケースの形も一つではありません。
ヒューマンエラー
化粧品は大手企業から新興企業までさまざまな規模の会社が参入している業界です。そのため流通している製品の数は膨大です。
また、化粧品は種類が多く、外観による製品の識別が難しいことから、取り違えをはじめとする誤認識が起こりやすい特徴があります。
特に経験の少ない新人の作業員や繁忙期に集められたアルバイトが作業を行う際は、ミスが起こりやすく、避けられないといえます。
上記のようなヒューマンエラーは経験があれば必ず防げるものではありません。ベテランの作業員であっても、集中力の低下や疲れ、確認しなければならない製品や項目の多さなどを原因としたミスが起こることは十分に考えられます。
コストとリソース
上に挙げたヒューマンエラーを減らす方法の一つが、同じ項目を複数の作業員が確認する、いわゆるダブルチェックの実施です。しかし、この方法のデメリットは時間とコストがかかることです。
近年、どの業界や会社も人手不足が深刻な問題となっており、化粧品業界や倉庫事業も例外ではありません。人手が足りないことにより、検品体制を確立できないケースも発生する可能性があります。

どの業界・会社でも検品作業は重要ですが、化粧品は独自の要素があるため、高品質の検品業を維持することが難しいと分かりましたか?
化粧品の検品作業でミスを減らす方法

前章で述べた通り、化粧品の検品作業におけるミスを減らすことは難しいといえます。しかし、だからといって方法が存在しないわけではありません。ここでは、その方法を紹介します。
手順書(マニュアル)・チェックリストの作成
検品作業で確認しなければならない項目を洗い出し、手順書(マニュアル)にまとめます。また、チェックシートや伝票も作成し、作業時に項目をチェックできるようにすることも有効です。
品質判断の基準を設定
化粧品は製品によって品質の判断基準が異なる製品の一つです。そのため、個々が判断することはリスクとなり得ます。
これを防ぐために写真や動画、事例集などを用いて、判断基準を共有しやすい状況をつくりましょう。
AI
近年はAI(人工知能)が著しい発展を続けており、これまで人間が担ってきた多くの作業を代替できるようになりました。
化粧品の検品作業工程の中にも、AIによって精度を高められる作業は存在します。たとえば、製品の外観を撮影した画像を読み込んでエラー部分を検知する外観検査はその一つです。
AIのメリットは作業効率が非常に高く、作業工数を削減できることです。現時点では導入に膨大なコストがかかるなどデメリットも多いですが、今後広まっていく方法の一つであると考えられます。
ハンディターミナル
ハンディターミナルは、倉庫内の在庫管理などの分野で広く使われているデバイスです。文字通り片手で持てるほどの大きさの端末で、これでバーコードを読み込むことにより製品の情報を瞬時に管理できます。
導入するメリットはヒューマンエラーを大幅に減らし、作業速度を向上できることです。
ハンディターミナルを用いた検品作業では、検品と同時に在庫情報も更新できるため、在庫管理が容易に行えるようになります。
化粧品の在庫管理についての詳細は、こちらをご覧下さい。
アウトソーシング・代行
これまでに述べた検品方法による効率化が難しい場合は、専門業者にアウトソーシングするのも一つのアイデアです。

化粧品の検品作業を効率化する方法はたくさんあります。会社の事情や予算と照らし合わせて導入を検討しましょう
化粧品の検品作業をアウトソースするメリット

それでは、化粧品の検品作業をアウトソーシングすることのメリットを紹介します。
品質の向上
専門業者にはその作業に熟練したプロフェッショナルが在籍しているので、高品質の作業を行ってくれます。さまざまな製品の検品を行っているため、検品作業に対するノウハウが蓄積されており、作業体制やフロー、トラブルが発生したときの対応体制なども確立されています。
そのため、見落としなどに代表されるヒューマンエラーの大幅な削減が期待できるでしょう。
万が一トラブルが発生した際でも、代行業者であれば発生理由や該当作業、対応状況の報告などを依頼でき、責任の所在が明確になるメリットもあります。
コスト削減
専門業者への依頼によって高品質のアウトプットを得られることから、検品以外の物流コスト、人件費やシステム費用も削減できます。利用料金は商品取扱量に基づいた従量課金制であることがほとんどであるため、閑散期の固定費や人員の採用・研修などのコストも発生しません。
専門業者に依頼することで発生するコストの高さを心配される方もいることでしょう。しかし、自社でトラブルが発生した場合、回収・クレーム対応・プレスリリースなどを行ったうえで、もう一度検品作業をやり直す必要が生じます。これを考えると、高度な専門性が求められる作業をプロに任せるほうが手間が省ける、ともいえます。
目の前で発生しているコストだけに注目してしまい、検品作業を派遣社員やアルバイトで賄おうとすると、近年の労働人口不足などの理由からかえってコストが増えてしまうケースすらあります。

化粧品の検品作業をアウトソーシングするとコストがかかりますが、想定以上にメリットが得られる可能性もあるんですね!
信頼できる化粧品の物流代行会社の探し方については以下の記事で解説しています。あわせてご覧下さい。
化粧品の検品作業はオーダー!におまかせ

オーダー!は、企業が抱える悩みをさまざまな方法でサポートする企業です。オーダー!が手掛けている業務メニューの一つに「物流代行サービス」があり、このサービスの一環として検品作業の代行を提供しています。
オーダー!の検品作業の特徴は、作業初日にクライアント企業様に作業に立ち会っていただくことです。これを行う理由は以下の通りです。
通常、クライアント企業様からは検品作業前に作業条件をいただきます。しかし、この条件を徹底することにより、検品をクリアできない商品が大量発生するケースがしばしば起こります。
そのため、作業初日にはクライアント企業様に立ち会っていただき、検品条件の調整を行います。この際にクライアント企業様と妥協点を決めることで、一定の検品品質を保てるのです。
また、検品作業、特に出荷検品には商品の梱包やラベル貼り、同梱物の封入などのいわゆる流通加工業務も発生します。オーダー!はこの流通加工業務にも対応可能です。
さらに個別メニューとして、下記のような業務も提供しています。
・ECサイトの商品 在庫管理・発送
・個人事業主向け 在庫管理・発送
・海外向け発送
・物流業務プロセス見直しコンサルティング
・物流システム導入 など
お客様の置かれている状況やお悩みをヒアリングし、検品代行作業を含めた最適なソリューションを提案させていただきます。
化粧品の検品作業:まとめ
今回は化粧品の検品作業の特徴や問題、その解決方法としてアウトソーシングを依頼するメリットなどを紹介しました。
すでに述べた通り、化粧品の検品は複雑であり、中小企業やベンチャー企業が多い化粧品製造・販売企業が自社のリソースだけで対応することは難しいといえます。
検品作業にまつわる問題を解消し、効率的に進めるためには豊富なノウハウを持った業者に任せることを検討したほうがよいケースも多くあります。
それらの業者の中でも、オーダー!は、豊富な経験やノウハウをもとにした化粧品の検品作業が可能です。化粧品の検品作業に問題を抱えている事業者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
複雑な商品管理や発送条件にも対応し、ユーザーの満足度を高める化粧品物流サービス!
「多品種小ロットの在庫管理に悩んでいる…」
「イベント時の大量発送に対応できない…」
「エコ包装やブランドに合ったラッピングが必要…」
オーダー!の化粧品物流サービスが、貴社の物流業務を強力にサポートします!
充実したサポート体制で、貴社の物流業務を効率化します。
オーダー!が選ばれる理由
- BtoB、BtoCの両方に対応し、多様なチャンネルでのビジネス展開をサポート
- 多品種小ロットの在庫管理をスムーズに行い、発送ミスを軽減
- ブランドイメージに合わせたオリジナルの包装やラッピングに対応
- 直射日光が当たる環境を避けた保管や湿度管理など、適切な品質管理を徹底
物流業務にかかる負担を大幅に軽減し、本来のビジネスに集中できる環境を提供します。コスト削減や物流品質向上を目指す皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
お電話での無料相談はこちらをご利用ください。03-6435-6270(平日9~18時)