• 化粧品の物流は商品管理や発送の条件が細かく、対応するのが大変だ
  • 人手不足で複雑な化粧品物流に対応しきれない

化粧品を製造・販売している中小事業者や化粧品EC事業者のみなさまは今、そんな悩みを抱えていませんか?

化粧品物流は商品管理や発送に複雑な条件が発生することが多く、他の物流事業やEC事業とは異なる課題が生じます。

化粧品物流の課題改善のために、人員拡大やシステム導入などを考えている経営者・担当者の方におすすめしたいのが、物流業務のアウトソーシングです。

この記事では、化粧品物流の課題や、物流代行業者へ依頼する際にはどんな点をチェックするべきかを中心に解説します。

この記事を読むと、化粧品物流を代行業者に依頼するメリットや注意点が分かり、自社の課題や要望に合ったアウトソーシングが実現するでしょう。ぜひ参考にしてください。

化粧品物流の特徴

まずは、化粧品物流の特徴やどんな課題が発生しうるのか、その内容を見ていきましょう。

BtoB、BtoCに対応

化粧品物流の特徴の一つは、BtoBとBtoCの両方のビジネスモデルが存在することです。

化粧品の場合、BtoBとは美容室やエステサロン、百貨店などの店舗に向けて商品を卸し、それらの場所でお客さまに商品を売ってもらうことを指します。

また、BtoCは一般消費者向けECサイトや通販などで、一般消費者に直接販売することを指します。

このように、複数のビジネスモデルが存在するということは、梱包や発送の条件も異なります。双方に対してミスや遅滞なく対応することが求められます。

取り扱いに注意が必要な商品が多い

化粧品物流の特徴として、取り扱いに注意を要する商品が多いことが挙げられます。それでは、どんな商品に対してどんな注意をする必要があるのでしょうか。

■商品の管理

化粧品の中には温度や湿度に影響を受けるものが多くあります。中でも無添加で製造された化粧品は、適切な環境で管理しないと成分が変質したり失われてしまったりすることもあります。

そのため、化粧品を取り扱う際は条件を守って保管・管理する必要があります。

■オリジナルの包装やラッピング

特にBtoCの場合、購入条件によってサンプルを封入したり、メッセージカードを封入したりと包装やラッピングにオリジナリティを求められることがあります。そのため、さまざまなバリエーションを用意して、ミスなく対応しなければなりません。

■SKU数の多さ

SKUとは「Stock Keeping Unit」の略で、物流において受発注を行う際の最小単位を表します。同じ商品でもパッケージや商品の封入数によって区別されるため、商品数よりもさらに細かい単位で分類されます。

化粧品の場合、同じ商品でも容量やカラーバリエーションなどの違いによってSKU数が多くなります。また、小ロット・多品種で展開されているケースも多いです。

そのため、化粧品物流は複雑な梱包・発送に対応しなければならず、在庫管理や出荷が煩雑になりやすいといえます。

スペースの課題

流通加工は業務内容が多岐にわたる分、スペースが必要です。

スペースが狭いと、商品破損のリスクが高まります。商品破損により、出荷できない商品が増加すると売上ロスに繋がってしまいます。

また、作業に必要な設備を導入する可能性もあり、作業スペースだけでなく設備設置のためのスペースも確保しなければなりません。

化粧品物流代行の選び方

化粧品物流には業界ならではの特徴があり、それに即した対応が求められます。

これらの課題を解決するためには、自社のリソースのみで解決するよりも、化粧品物流に特化した業者に外注することをおすすめします

化粧品物流の課題への解決策を示しているか

化粧品物流の代行業者を選ぶ際には、化粧品物流ならではの課題を把握しており、解決できる方法を示している業者を選ぶことが重要です。

それでは、化粧品物流には具体的にどんな課題が存在するのか、業者を選ぶ際にはどんな点を見ればよいのかを解説します。

1.多品種に対応した在庫管理が必要

すでに解説した通り、化粧品物流は小ロットかつ多品種を取り扱います。在庫を抱えやすいため、保管スペースを必要とします。

また、クリスマスなどのイベント前後や長期休暇前後の繁忙期などは荷量の変動が起こりやすく、それによって必要とする人員の数も大きく変わるケースがあります。

さらに、定期通販を行っている場合は、決まった日にちに大量の発送を行わなければなりません

これらの課題を解決するためには、物流代行業者が以下のポイントを満たしている必要があります。

・保管スペースは十分にあるか

・取り扱いのできる荷量と料金システムは自社に合っているか

・定期通販に対応できるか(毎月●日頃など、定期的な大量発送が可能か)

化粧品の在庫管理については以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

2.物流品質の維持が難しい

近年では化粧品のサブスクリプションサービスなども登場しています。一定額を払うだけで、毎月さまざまな化粧品を手に入れられることから人気を集めています。

このようなサービスでは、化粧品やサンプル、リーフレットなどをユーザーに合わせた多種多様な(時には数百種類にも及ぶ)パターンで組み合わせ、梱包・発送するケースが多く見られます。

こうした複雑な作業では封入ミスや誤出荷が起こりやすく、物流の品質維持が難しいことも課題となります。ミスなく業務を進めるには熟練の技術が必要であり、全ての作業を自社で行うのは大変な手間がかかります。

物流代行業者を選ぶうえで、このような多品種・大量の封入パターンに対応できるかどうかは重要なポイントです。

ミスや誤発注を防ぐために、物流代行業者がどのようなフローや体制を構築しているのかも確認できると良いでしょう。

化粧品の発送に関するポイントは、以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

3.徹底した品質管理が必要

化粧品は、商品によって適切な湿度・温度などの保管条件があり、そのための環境を整えなければなりません。また、直射日光が当たる環境も避けなければならないことが多いです。

もちろん、ラベルが剥がれる、商品同士がぶつかって容器が欠ける、中身が漏れるなどのトラブルも発生しないようにする必要があります。

この課題を解決するためには、物流代行業者が自社の商品を保管するための条件を満たす倉庫や管理システムを備えているかを確認しましょう。

取り扱う化粧品の種類によって細かい条件は異なりますが、一般的には以下の点を確認するとよいでしょう。

・クリーンルームは備わっているか

・空調設備、防塵・防虫の環境が整っているか

・保管場所は直射日光が当たらない環境になっているか

また、セキュリティ体制が整っているかを確認することも忘れないでください。

化粧品倉庫の管理については以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

4.細やかな対応が必要

化粧品を発送する際には、ブランド独自のラッピングをしたり、エコ包装や再生資源を使うなどブランドの考えに即したラッピングが求められたりと、きめ細かい対応が必要になります。

こうした丁寧な対応は、ブランドのイメージや顧客満足度を向上させ、集客やリピーターの増加にもつながる可能性があります。

このようなきめ細かい対応を行うためには、物流代行業者に以下の点を確認しましょう。

・ラベリングやセット組みは可能か

・ブランドの世界観や考えに一致した梱包は可能か

・トライアル商品やサンプルの発送は可能か

・新規顧客やリピーターへの対応を差別化することは可能か

化粧品の梱包については以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

自社の希望する業務に対応できるか

化粧品の物流事業を手掛けている代行業者は複数ありますが、企業によって対応できる業務に差があります。そのため、自社が委託を希望している業務を取り扱っているかを確認することが大切です。

特に、返金対応海外からの輸入製品の出荷判定や各種手配業務などは対応不可であるか、対応できたとしても別料金であるケースが多いため、必ずチェックしてください。

化粧品の物流会社の選び方は、以下の記事でより詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

マルチチャネルに対応できるか

先に挙げたように、化粧品物流ではさまざまなチャネルに向けて商品を卸し、販売するのが特徴です。そのため、物流代行業者を選ぶ際には以下の項目を確認しましょう。

・BtoB、BtoCに対応できるか。一般消費者向け、商品センター向け、リアル店舗向け、百貨店向けなど、複数の納品先に対応できるか

・ECプラットフォームごとに適した在庫管理やルールの遵守が可能か

・越境EC(海外に向けた商品の発送・販売)にも対応可能か

また、バックヤードが機能的に運用できるかも重要なチェックポイントです。特に、注文やお問い合わせに対してメールやコールセンターなどで対応できるのか、別途システムの導入が必要なのかもあわせて確認しましょう。

カスタマーサポートについては以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

システム・データ連携は柔軟か

物流代行企業は、企業ごとに独自の「WMS」(Warehouse Management System、日本語では「倉庫管理システム」と呼ばれるもの)を使用しているケースが多く見られます。

そのため、自社で使用しているシステムや、販売チャネルごとのシステムとの連携が柔軟にできるかを必ず確認しましょう。

万が一、誤出荷や不良品が発生してしまった時や転売などのトラブルが起きた際に、トレース機能によるデータ提供ができるかも重要なポイントです。

WMSについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

化粧品物流なら「オーダー!」

化粧品物流をアウトソーシングすると、化粧品物流にまつわる数々の課題に対してプロのノウハウを借りられるため、自社で対応するよりも効率的に業務を進めることができます。

ここでは、数ある物流代行業者の中でも、特に化粧品物流の課題解決に適したサービスとして「オーダー!」の「物流サービス」をご紹介します。

「オーダー!」の特徴

オーダー!の物流サービスでは、倉庫業務はもちろん、検品や簡単な組み立てといった加工業務も対応可能です。これまで別々に行っていた倉庫業務と加工業務を集約することで、業務効率化を実現します。

また、お客様の要望を個別にヒアリングし、業務をカスタマイズできる点も特徴です。

カスタマイズサービスの例としては、化粧箱を組み立てし、複数種類のパターンでアイテムを組み合わせて梱包・発送を行うといった複雑な対応も可能です。

こうした特徴から、きめ細かな商品管理や発送を行わなければならない化粧品物流にも適したサービスとなっています。

その他、オーダー!の物流サービスが対応可能なサービスの例を紹介します。

「オーダー!」導入事例1.BtoB・BtoCの物流事業を一箇所で完結

オーダー!による、化粧品物流の対応事例をご紹介します。

クライアントは、韓国コスメを取り扱う日本の販売代理店さま。オーダー!では、ECサイトの制作・運用と、BtoB・BtoC両方の物流事業を請け負っています。

もともとBtoB向けの物流事業を請け負っていたことから、BtoC向けの新規事業として、物流からサイト制作までを含むトータルサポートのご依頼をいただきました。

そこでオーダー!では、ECサイトの顧客データとリアル店舗を結びつける取り組みをはじめ、WMS導入など物流面でもお客様の要望に合わせた対応を行い、オンライン・オフラインの双方からサポート。

特に、一般ユーザーに単品の化粧品を送るBtoCから、百貨店などに什器や大量の商品を送るBtoBまで、幅広い業務を一箇所で対応できている点をご評価いただいています。

「オーダー!」導入事例2.多品種・複雑な封入パターンへの対応

オーダー!では、化粧品のサブスクリプションサービスを手掛ける企業からのご依頼を受け、多品種かつ複雑な封入パターンに対応している実績があります。

このサービスは全国で数万人が利用している人気のサービスです。この規模のユーザーに対し、合計数百パターンにも及ぶ化粧品の発送を毎月スムーズにミスなく対応しています。

このような実績から、オーダー!では複雑かつ大量の発送作業にも対応が可能です。「こんなことも依頼できるのかな?」という複雑な作業でも、まずはお気軽にご相談ください。

化粧品物流のまとめ

化粧品物流の特徴や課題、業者を選ぶ際のチェックポイントなどを紹介しました。

化粧品の製造・販売は、中小企業やベンチャー企業、スタートアップなどが参入していることも多い分野です。これらの企業に共通するのは人手が十分でないことです。

人手不足を解消し、効率的に物流業務を進めるためには、豊富なノウハウを持った業者に任せることを検討した方がよいケースも多くあります。

それらの業者の中でも、オーダー!の物流サービスは、豊富な経験をもとに化粧品物流の複雑な発送・管理業務にも対応できます。

そのため、事業者の方は物流業務とその周辺業務にわずらわされることなく、効率的に業務を進められるでしょう。

化粧品物流に課題を抱えている方は、ぜひ物流代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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