ECサイトを立ち上げるにあたってShopifyを検討しているけれど、
- 実際にどんなサービスがあるのか分からない
- 料金プラン別のサービス内容を知りたい
- Shopifyを導入するメリット・デメリットを詳しく知りたい
など、お困りのことはありませんか?
本記事では、Shopifyを導入するメリット・デメリット、料金プランによるサービス内容の違いについて分かりやすく解説しています。
ECサイトの新規立ち上げで不安な場合は、経験豊富なECサイト制作代行業者に依頼すると商品開発やサイト運営など注力すべきコア業務に集中することが可能です。
Shopifyを使ってECサイトを構築する方法に加えて、Shopify制作代行や導入後に必要になる物流の発送代行についても紹介しています。ぜひ参考にしてください。
Shopifyとは
まずShopifyの概要を確認しておきましょう。
Shopifyとは
Shopify(ショッピファイ)はカナダ発のECサイト制作プラットフォームで、世界175ヵ国、100万を超えるサイトで利用されています。
2006年にサービスを開始したShopifyは2017年に日本進出して以降、国内でも利用する企業が増えており、2022年時点の国内導入数は2万店舗以上です。
大きな特長は、専門知識がなくても簡単に低コストでネットショップを開設できること。そして、オンラインストアに限らず、実店舗情報やソーシャルメディアなど他チャネルもまとめて管理することができます。
Shopifyはこんな人におすすめ
Shopifyは下記のような人におすすめです。
これからECサイトを始める人
ShopifyにはECサイトを運営するために必要な機能が最初から備わっているため、知識のない人でも簡単に開設できます。
スモールスタートでECサイトを始めたい人
初心者向けの料金プランがあるため、月額費用を抑えての運用が可能です。月ごとにプラン変更ができるため、事業拡大後も使い続けることができます。
独自性のあるサイトを作りたい人
Shopifyには、無料および有料のECサイトテンプレートが100種類以上用意されています。
カスタマイズもできるため、好みのサイトを作ることが可能です。アプリを活用したり非公式のテンプレートを使ったり、より独自性のあるサイトを作ることもできます。
次の章でShopifyの導入を検討している人に向けて、ShopifyでECサイトを制作するメリットについて解説します。
一般的なEC構築方法については、こちらで詳しく紹介しています。
Shopifyのメリット
ShopifyでECサイトを制作する8つのメリットについて詳しくみていきましょう
低コストで導入できる
Shopifyには5つの料金プランが用意されており、自社の予算や使いたい機能に合わせて低コストで導入可能です。
ECサイトに必要な機能はすでに備わっているため、月額費用以外の初期費用は必要ありません。月ごとにプランの変更ができるため、まずは安いプランから始めてみるのもよいかもしれません。
高いデザイン性
前述したように、公式のECサイトテンプレートが100種類以上用意されています。
そのまま利用することもできますし、他サイトとより差別化したい場合は、コーディングの基礎知識があればより詳細なカスタマイズをすることが可能です。
拡張機能が充実
Shopifyには数千種類ものアプリが提供されており、使いたい機能を追加してShopifyストアを拡張できます。
無料で使えるアプリも豊富です。
公式サイトでは、リンク付きの機能一覧表が用意されているため、初めての導入でも基本機能と必要なアプリを把握する事ができます。
作業の自動化ができる
アプリを使えば、さまざまな作業を自動化することができます。
例えば、スタンダード以上のプランで使える「Shopify Flow」は、アプリ間のタスク処理を自動化できるEコマースオートメーションプラットフォームです。
在庫が一定数以下になったら通知を受け取る、一定金額以上を購入した顧客にVIPタグをつけるなどができ、うまく活用すれば業務効率化につながります。また、商品をカートに入れたまま離脱したユーザー(かご落ち)に対して、標準機能でメールを自動送信することも可能です。
かご落ちを防ぐことができれば、売上アップにもつながります。
高度なストア分析機能
ECサイト運用の成功には、データを分析してサイト改善をしていくことが不可欠です。
Shopifyには標準のレポート機能として、ストアのアクセス数、販売数、CVR(購入率)など様々なデータ分析機能がついているため、売上アップにつなげることができます。
OMOを実現できる
OMOとは「Online Merges with Offline(オンラインとオフラインを融合する)」という意味の言葉で、オンラインで購入した商品を店舗で受け取ったり、店舗で見た商品を発送してもらったり、顧客の利便性を高めてくれます。
例えば「Shopify POS」を利用すれば、ECサイトと実店舗の在庫管理や売上管理をオンライン上で一元管理することができます。
Shopify POSは標準で備わっている機能のため、専用アプリのインストールだけで利用可能です。
決済手段が豊富
Shopifyは、クレジットカード、コンビニ決済、代引き、オンラインネット決済など幅広い決済手段に対応しています。
オンラインネット決済では、PayPalやAmazon Pay、Apple Payが利用可能です。国内外の様々な決済手段に対応していることで、顧客の取りこぼしを防ぎます。
越境ECに対応できる
Shopifyは越境ECにも対応しています。様々な言語や通貨に対応しているため、商圏を拡大していきたい人にもおすすめです。
Shopifyのデメリット
メリットがある一方でデメリットもあります。Shopifyを導入するデメリットについても確認しておきましょう。
すぐに集客できるとは限らない
Shopifyを使って見栄えのいいECサイトを作ったとしても、すぐに集客できるとは限りません。
Amazonや楽天など大型のECモールに比べて集客力が劣るため、実際に商品が売れない可能性もあります。
しっかりと戦略を立てたうえで運用することが重要です。
日本語で見られない情報もある
Shopifyはカナダ発のサービスであるため、元々は英語のサイトです。
国内では2006年にShopify Japanが設立され、日本でのサポート体制は充実しつつありますが英語にしか対応していないページもある点は注意しておきましょう。
詳細なカスタマイズが難しい
Shopifyはアプリや拡張機能を使ったカスタマイズが可能です。しかし、ECサイトのデザインなどでより詳細なカスタマイズをしたい場合はコーディングの知識が必要になることがあります。
コーディングの知識がない場合は、プロの制作会社などへ依頼することも選択肢の一つです。
物流の業務フローを整える必要がある
ECサイトの開設や運用が簡単にできる一方、Shopifyの物流に関しては自社で業務フローを整えなければなりません。
ECサイトの運用初期や物流業務に慣れていない場合は、大きな負担となるでしょう。
物流業務のミスは顧客の信用を落とすことになるため、立ち上げ時期、または売上が伸びてきた場合は物流のアウトソースを検討するのがおすすめです。
Shopifyの物流業務については、こちらで詳しく解説しています。
Shopifyの料金プラン
Shopifyの通常プランは、ベーシック、スタンダード、プレミアムの3種類です。年払いだと料金が25%お得になります。
なおプランや価格は変更される場合がありますので、常に最新情報をウォッチするようにしましょう。
通常プランの他に、5ドル/月で手軽に利用できる「Shopifyスターター(旧:Shopifyライト)」、取引量の多い大規模ECに適した「Shopify Plus」といったプランもあります。
ここでは、ベーシック、スタンダード、プレミアムの通常プランの違いを紹介します。
ベーシックプラン
通常プランの中で最も手軽なのがベーシックプランです。
ストアの作成や商品の配送、決済処理に必要なものなど、ECサイトに必要な最低限の機能が備わっています。
スタンダードプラン、プレミアムプランと同様に、商品登録も無制限です。商品登録や注文管理などができるスタッフアカウントは2名までのため、少人数で運営する場合に向いています。
スタンダードプラン
スタンダードプランは、スタッフアカウントが5名まで増えるためチームで運用したい場合に向いています。
スタンダード以上のプランでは、新規顧客とリピーターへの販売比較や顧客の平均注文カウントなど、詳細なお客様レポート(プロフェッショナルレポート)へのアクセスが可能です。
プレミアムプラン
プレミアムプランでは、ロイヤルカスタマーやリスクのある顧客の分析といったより高度なレポートへのアクセスが可能です。
スタンダードプランでも使えるEコマースオートメーション機能に加えて、チェックアウト時に自分のアカウントや外部アプリで計算した配送料の表示や関税と輸入税の計算機能が利用できるようになります。
なお、通常プランはいずれも海外販売に対応しています。
ShopifyでECサイトを制作する方法
ここでは、実際にShopifyを使ってECサイトを制作する5つの手段について詳しく紹介します。
自社で構築する
Shopifyは知識がなくとも簡単にオンラインストアを開設し、すぐに販売をスタートできます。
自社で構築できれば、費用を抑えることが可能です。
外部に依頼する
初めての導入で不安な場合や「サイト制作にかける時間が取れない」、「他サイトと差別化したい」、「本格的なカスタマイズをしたい」と考えている場合は、外部に制作代行依頼する方法もあります。
Shopifyの構築代行費用の相場は以下の通りです。
- 基本機能のみ&スモールスタート:30~100万円
- テンプレートを使わないオリジナルデザインサイト構築:100~300万円
- 大規模ECサイト、独自機能の実装など:300~1,500万円
カスタマイズの規模によって構築費用は異なります。
どこに依頼するかによって費用は変わってくるため、制作代行業者選びも大切です。
一般的な制作会社に依頼する
制作代行を依頼する場合は、Shopifyでの制作実績がある会社を選びましょう。
集客や売上改善をサポートしてくれる会社もあるため、サイトデザインだけではなく総合的な支援を受けたい人に向いています。制作会社によって費用にばらつきがあるため、必ず詳細な見積もりを出してもらいましょう。
Shopifyパートナーに依頼する
Shopifyとパートナーシップを結んでいるサイト構築のサポート会社や個人に依頼する方法もあります。
Shopifyに特化したサポートを受けたい場合におすすめです。Shopifyエキスパートと呼ばれる厳しい審査を通過したShopify公認のEC制作会社もあります。
フリーランスに依頼する
コストを抑えたい場合は、フリーランスに依頼するという手段もあります。
柔軟な対応が可能なことが多いですが、技術の程度は依頼する相手によります。
契約前に入念な打合せを行い、希望しているカスタマイズが可能かどうか確認しておきましょう。
Shopify制作、発送代行はオーダー!におまかせ
オーダーは、ビジネスコンシェルジュとして企業のさまざまな業務を代行しています。
ECサイト構築や発送代行サービスでは、Shopify制作、Shopifyの発送代行が可能です。
専門のスタッフが請け負うため、安心してお任せください。
ECサイトの構築・運用
オーダー!では、IT業と物流業の双方の専門性を活かして、ECサイトの構築・運用から物流までをまるっとサポートすることが可能です。
「これからECサイトを立ち上げる予定だが、何から手をつけていいのか分からない」、「既存ECサイトをリニューアルしたい」という場合は、ぜひご相談ください。
ECサイトの発送代行
オーダー!ではECサイトの発送代行も行っています。ECサイトの立ち上げ時や、売上が伸びてきて発送業務が増えてきたタイミングで物流代行を検討するのがおすすめです。
物流業務にかかる負担が増えると、商品開発やサイト運営など注力すべきコア業務に集中できなくなってしまいます。
その点、プロに商品発送を任せることで業務効率化が叶います。物流の品質も安定するため、顧客満足度アップにもつながります。
その他、個別の相談にも対応可能です。ぜひご相談ください。
まとめ
Shopifyを利用すれば、知識がなくても簡単にECサイトを作成することが可能です。
料金プランも豊富なため、自社の予算にあったものが見つかるでしょう。
一方で、初めての導入で不安な場合やカスタマイズなどにこだわったECサイトを作りたいという場合は、知識が豊富なプロの制作代行業者の活用もおすすめです。
「オーダー!」では、IT業と物流業の双方の専門性を活かして、EC制作代行だけでなく、物業発送業務代行までを一手に引き受けられます。ECサイト制作、Shopify導入でお困りの際は、ぜひオーダー!をご検討ください。
Shopifyの導入事例ついては、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
ECサイト運営全般について理解したい方は、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
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